「子どもが生まれて、今の家が手狭になってきた…」
「教育費や貯蓄を考えると、家賃などの固定費をグッと抑えたい!」
そう考えて、次の引っ越し先を探していませんか?
我が家は出産を機に、「職場・図書館・駅近物件、南向き」などの条件を妥協せず探した結果、家賃5.5万円の「築50年団地」にたどり着きました。
イメージとしては、スタジオジブリ映画『耳をすませば』の主人公・月島雫が住んでいるような、あのノスタルジックで緑豊かな団地です。
都内から引っ越して早4年。
「古い団地って、子育てしにくくないの?」と思われるかもしれませんが、実際に住んでみた本音は……「最高にいい!」の一言に尽きます。
今回は、やんちゃな4歳児を育てる我が家がリアルに感じた、団地暮らしのメリット10選とデメリット6選を包み隠さずご紹介します!
住み心地の感じ方には個人差があります。ちなみに我が家は、「旅行の際、ゲストハウスやキャンプ場のコテージに抵抗なく泊まれる」くらいの免疫があります。
団地によって間取りやルールは異なります。お引っ越しをご検討される際は、必ず個々の条件を確認してくださいね。
築50年 団地暮らしのメリット10選
メリット① 家賃が安い!圧倒的に固定費を抑えられる
我が家は「築1974年・鉄筋コンクリート造・2階・2LDK(48.93㎡)」に、家賃5.5万円、家族3人で暮らしています。子供は4歳ですが、部屋の狭さを感じることはありません。むしろ、掃除が行き届く ちょうどいいサイズ感です。回遊できる間取りのため、親子で追いかけごっごもしています。
エレベーターはありませんが、2階なので 子供を抱っこしての階段上り下りも そこまで辛くありません(※さすがに30キロのお米の袋は、夫にお願いしています!団地内には、抱っこが必要な子育て中の方で、5階に住まわれているご家族もいらっしゃいます)。
近隣のUR団地などと比較し、長い目で見ても費用面で軍配が上がりました。
固定費が浮いた分、子供の養育費、食事、旅行などのレジャー、貯蓄や投資にしっかり回せています。「どちらかが働けなくなってもなんとかなる」という安心感は、子育て世帯にとって最大の心のゆとりです。
ちなみに、こうしたおトクな団地物件やUR賃貸は、【リクルートの不動産・住宅サイト SUUMO(スーモ)】や【 Yahoo!不動産】などの大手検索サイトでも「団地」「UR賃貸」と条件を絞って簡単に探すことができます。掘り出し物件がないか、まずは相場をチェックしてみるのがおすすめです。
メリット② 南向きは日当たり最高!家族全員分の布団が干せる
ベランダの手すりの長さが 7メートルほどあり、家族3人分の布団などが 一気に干せます。庇(ひさし)(上階のベランダが庇になっている)があるので、洗濯物も、多少の雨なら濡れないのも 嬉しいポイント。職場にいる際、予期せぬ雨が降ると「洗濯物が濡れちゃう~」と話題になりますが、我が家は濡れないので 全く慌てません(笑)
南向きなので日当たりは抜群。洗濯物はカラッと乾くし、冬はポカポカ暖かい日差しが お部屋に入ってきます。
独身時代、日当たりも風通しも悪い 東向きの1階の部屋に住んでいたときは、衣服のカビに悩まされた経験があります。「日当たりと風通しの良さは、お金を出してでも手に入れる価値がある」と痛感しています。
メリット③ 広々としたベランダは、お気に入りの「半屋外空間」
ベランダの出幅が1メートルほどあるため、アウトドアチェアを並べて、暖かい陽を浴びながら 家族と朝ごはんを食べたり、子供がお昼寝している間、青空に浮かぶ白い雲を眺めながら 読書をして おひとり様時間 を堪能したり。第二のリビングのように活用しています。
また、鉢植えの家庭菜園では、キュウリの芽が出たよ~!、トマトの花が咲いたよ〜、オクラがなったよー等と、家族の会話が弾みます。このベランダのおかげで、日々の生活が楽しみになりました。
(※ベランダは非常時の避難経路でもあるため、通路を塞がないようにだけ気をつけています!)
メリット④ 隣の棟との距離があり、視線が気にならない
棟と棟の間隔が15メートル以上あいているため、向かいに住まわれている方と 目が合うことがほとんどありません。そのため、安心してカーテンを開けて生活できます。
以前住んでいた都内のマンションは、隣のマンションとの距離が4メートルほどしかなく、ベランダに出ると、向かいの方の表情がハッキリ分かり、気まずくなりました。カーテンは閉めがちの生活だったので、この開放感は格別です。
メリット⑤ 実はノーストレス!階段下のゴミ捨て
建物内に 24時間使えるゴミ置き場 がないと知った時は「不便かも……」と心配になりました。しかし 実際は、ゴミ収集車が各棟を回り、ごみを回収する方式だったため、さほど不便に感じませんでした。
決められた日の朝、ゴミを階段下のゴミ集積場にだすだけ。今までと、大差ありませんでした。
しいて不便をあげるなら、収集日までゴミを保管する点です。フタ付きのゴミ箱に、ビン・缶・生ごみ等を保管。ゴミ袋のサイズを小さくして、生ごみは こまめに捨てています。
メリット⑥ 敷地内の車通りが少ないから、子どものお散歩も安心
団地内に入ってくる車は、住民の車、宅配便、郵便のバイクくらいです。一般的な公道に比べて交通量が圧倒的に少なく、スピードを出す車もいないため、自由気ままに動き回る子供がいても、衝突事故のリスクが低く、安心して外にでられます。
メリット⑦ 遠出不要!敷地内の公園が親の救世主に
団地の敷地内に公園があるため、子供の「外で遊びたい欲求」をすぐに満たしてあげられます。
公園に行けば 近所のお友達とバッタリ会って一緒に遊べますし、親同士のちょっとした雑談も 良い気分転換になります。特にワンオペの週末や、親の体力がない時に、わざわざ遠くの公園までお出かけしなくて済むのは、本当に助かります。
メリット⑧ 畳って最高!親子でゴロゴロくつろげます
築50年の物件ならではの「全て畳の部屋」という間取り。(我が家の場合は、廊下とキッチン以外は畳です)最初は少し抵抗がありましたが、暮らしてみると快適でした。
ゴロゴロ寝そべったり、窓辺でポカポカと日向ぼっこをしながら 子どもを膝に乗せて 絵本を読んだり。座卓での食事は、配膳や、後片付け、座卓を布巾で拭いたりと、子供もお手伝いができます。畳用のマットレスもあるので、ベッドがなくても、大人もぐっすり眠れます。
畳で気になる点を強いてあげるなら、お掃除ロボットのルンバが、ちょっとずつ畳を刈り取っていくことくらいです(笑)。
メリット⑨ 昭和レトロな「長押(なげし)」がインテリアに大活躍
我が家は、和室の壁だけをクロスに張り替えた内装になっています。そのため、和室特有の「長押(壁にあるハンガーなどを掛ける溝)」が部屋をぐるりと一周しています。
最初は、この長押により「昭和感があるなぁ」と思っていましたが、これがいざ住むと超便利!子供が描いた絵、観葉植物のハンギング、帽子や上着など、壁を傷つけずに 思う存分 飾ったり 収納したりできます。最近は、セリアやダイソー系列のお店などで、可愛い額縁や観葉植物などがお手頃価格で販売されていて、気軽に試せるので、次は何を飾ろうかな~、と考えるのが楽しみです。
メリット⑩ 四季の移ろいを感じる、豊かな自然と鳥のさえずり
窓から満開の桜や、ツバメ•シジュウカラ•オナガなどの鳥、トンボやアゲハ蝶などが見えたり、セミや秋の虫の音が聞こえたり、金木犀の香りが漂うなど、日々の生活のなかで四季の移ろいを感じます。
以前の都心のマンションでは、車の騒音しか聞こえなかったので、この環境にはとても癒やされています。ちなみに、虫対策(コンバット等)をしっかり置いているせいか、家の中でゴキブリに遭遇したことはありません。
築50年 団地暮らしのデメリット6選
メリットが大きすぎるので我が家はさほど気にしていませんが、あえて挙げるなら……というリアルなデメリットです。
デメリット① お風呂場に換気扇がない(窓での自然換気)
お風呂に換気扇がなく、窓を開けて自然乾燥させるスタイルです。そのためどうしてもカビが生えやすく、3~4ヶ月に1回、天井の黒カビ掃除が必要になります。
デメリット② 冬場の一時期、トイレやサッシに結露が発生する
コンクリートに直接クロスが貼ってあるトイレは、冬場、外気に面した壁に結露ができます。ごくまれに、外気温がグッと下がった日は、結露の水滴が床に垂れて 小さな水たまりになることも。我が家は雑巾を置いて吸水させています。
部屋のアルミサッシにも水滴がつきますが、気付いたときに拭いたり 換気しているせいか、お部屋の中にはカビは生えていません。
デメリット③ 電気が「30アンペア」までしか使えない
古い電気の引き込み方式(単相2線式)のため、契約容量を30アンペア以上に上げられません。家電を同時にたくさん使うとブレーカーが落ちてしまうため、使うタイミングをずらすなどのちょっとした工夫(我が家の快適家電生活のコツは別記事で紹介します!)が必要です。
デメリット④ 共用部の掃除当番がある
共用廊下・階段の掃除当番があります。5ヶ月に1回、30~40分くらいで終わる程度のものです。
それ以外に、年に2回、棟の住人が集まって行う 一斉清掃もあります。
また、年1回、プロの清掃業者さんも入っています。
住人同士の雰囲気もゆるい感じなので、それほど苦にはなっていません。
デメリット⑤ 上の階の足音や振動が響くことも
以前、上の階に 小学生以下の三兄弟ファミリーが住んでいた時は、三兄弟が遊びはじめると、飛んだりする床の振動音が聞こえてきました。受験勉強中なら気になるレベルかもしれません。
ただ、我が家は「子供だし、あと数十分で遊び疲れて静かになるだろう」と思えましたし、集中したい時は イヤホンをすれば振動音をかき消せるので 問題ありませんでした。そのご家族が引っ越され、現在は 中学生のお子さんが1人のご家族になりましたが、驚くほど静かで、上階の音は全く気になりません。
デメリット⑥ 建具(ドアや引き戸)の高さが174cmと低い
私や子供は平気なのですが、夫は身長が184cmあります。ドアや引き戸の高さは174㎝程度のため、通るたびにお辞儀をしないと頭をぶつけてしまいます。
気が緩んでいると、おでこをぶつけて悲鳴を上げていることも(笑)。高身長のご家族がいる場合は、建具の高さも含めて、事前の確認をおすすめします。
「こうした内装のリアルなサイズ感や日当たりは、実際に内見してみないと分からない部分です。まずはネットで近くの『団地・格安物件』をいくつかピックアップして、不動産屋さんに相談してみるのがおすすめですよ。」
団地暮らしは、子育て世帯のリアルな選択肢!
築50年と聞くと最初は不安もありましたが、実際に暮らしてみると、工夫次第でいくらでも快適に、そして何より経済的にゆとりを持って 子育てができる 最高の環境でした。
メリット・デメリットを天秤にかけながら、ぜひ理想の住まい選びの参考にしてみてくださいね!
もし「我が家も 団地を選択肢に入れてみようかな?」と思ったら、まずは無料で物件を検索してみるのがおすすめです。サイトごとに扱う物件が違うため、複数のサイトを比較して探すのが理想の物件に出会う近道です 。重視したいポイントに合わせて、以下の3大サイトをチェックしてみてくださいね。
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まずは幅広く物件を見て、エリアの相場や団地物件を調べたい方に最適です。
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